バイクに乗って探します

趣味のバイクを中心として、仕事や何かへの挑戦等、その時々に興味や関心を寄せている事柄をテーマにする雑記帳です。また、バイクに乗る幸せを通じて、人生の幸せを探せる可能性を探ってみたいと思います。

ペットロス症候群の回避

悲しみは日々強くなりますし、この苦しみは1~2ヶ月続くようです。


会社にいても、ふいに涙が出てきて慌ててトイレに駆け込んだり。

お風呂に入ると、涙がこみ上げてきたり。

悲しみを抑圧する事がペットロス症候群の一因だそうですから、我慢しないようにしています。


痛みに堪える策を求めてネットを検索していたところ、ペットを亡くした世界中の人達に語り継がれるとの散文詩に出会いました。非常に有名だそうですね。


「虹の橋」

天国に続く道の少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる人と愛しあっていた動物たちは、
死を迎えると虹の橋へと向かいます。
そこには草地や丘があり、緑がいっぱいで、いつも暖かく気持ちの良い陽気がみなぎっています。
いつも食べ物と水があり、彼らはみんなで走り回って遊び、そして疲れたら「天国への樹」と呼ばれる木の下で休むのです。
病気をしていた者も、歳をとった者も、元気いっぱいの姿に戻り、
傷ついて動かなくなった手足さえ、元通り。
かつての地上での良き日と思い出が夢のようによみがえってきます。
虹の橋では、みんな満ち足りた気分で幸せに暮らしているのだけれど
気がかりなことがひとつだけありました。
それは自分にとって愛する人が、ここにいないという寂しさでした。
そんなある日のこと。
動物たちがいつものように元気に遊んでいました。
ふいに、一匹が立ち止まり、遠くを見つめます。
瞳は、キラキラと輝き、からだは喜びに震えはじめます。
突然、その子は仲間達を後にして、緑の草原を駆け出しました。
あなたを見つけたのです。
早く、早く、急げ、急げ!
虹の橋で再会した二人は固く抱きあいます。
懐かしいキスが、あなたの顔に降り注ぎ
あなたは、あの頃と同じように、優しく頭をなでながら
我が子の瞳を見つめ返すのです。
あなたを信じ切って見つめてくる、まっすぐな瞳。
別れたあの日から、ずっとずっと片時も忘れることのなかった
愛しいその瞳を。


私、スピリチュアルな方面には興味が向かない質ですが、読むだけで涙が溢れてきますし、「本当に虹の橋があったら良いなぁ」と思うだけでも、かなり救われます。

そして、生が終わった後「また会える」と漠然と思う事だけでも、残された者にとって痛みに堪える力となり得る事を、今回の一件でおもい知らされました。

宗教や死後の世界観は、残された者の悲しみを、或いは死への恐怖を軽減する為、人間の知恵から発祥しているのでしょうね。


日本における宇宙物理学の第一人者が書いた本に、「物理学を追及するほど、仏教が説く真理に近づく」との記載がありました。

宗教などが説く死後の世界とはまた違った、物理学的な死後の世界が存在するのかも知れません。

もしペットロスに苦しむ方が読んでくださっていたら、虹の橋であの子に会える事を楽しみに、一緒に乗り越えましょうね。


待っててね、タラちゃん。
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