大型自動二輪免許取得記 9 【卒検編】
さて私、本日いよいよ卒検!
教習は希にみる楽しさだけどさーーー、卒検は、本当に楽しくないっ!
私、普通自動車、普通二輪、そして今回の大型二輪と、卒検は3回目。
でもこの緊張感、慣れません…。
本日の卒検、普通二輪受検者が5名、大型二輪が4名。
小教室で30分ほど検定説明。
最初にゼッケンを渡され、私、No.1。
な、なんと私、第一走者との事…。
説明が終わり、
全員で簡単に体操をし、
トイレに行ったら、
もう検定車が停めてある発着場に連れていかれ、
検定員氏は何の前置きも無く、
「ご自身のタイミングで、始めてください」。
…って、こ、心の準備は…?
し、しかし、もうスタートするしかありません…。
心の準備を整える時間がないままの緊張で、フワフワした気持ち。
仕方ないので交通法規を遵守する事と、検定中止項目だけを注意する事にしようと、走り始めてから決めました。
それ以外の余裕がありません…。
苦手な一本橋も、
少し苦手意識がある波状路も、
得意なスラロームでさえも、
タイムに気を回す余裕など全く無いまま、パイロン接触や脱輪をしない事にだけ留意し。
規定時間を満たさなかった課題もあると思いますが、大失敗も無いまま、検定終了。
その際の検定員のコメント、
「一本橋は規定時間を満たしていませんでしたが、交通法規をよく守っていた良い運転だったと思います。」
おっ!よしっ!貰ったっ!
こんなコメントを言っておきながら不合格にしていたら、娘の四輪免許取得の時は、他の教習所に送り込むぞっつって。
控え室に、検定を終え続々と戻ってくる受検者達。
その際、
「パイロンに当たっちゃった…。」
と意気消沈の受検者が2名…。
暫く待たせられ、いよいよ合格発表。
パイロン接触の2名以外が合格…。
パイロンに接触したら、本当に不合格にするんだ…。
次は絶対頑張って!!
私の場合、心の準備が整わないままの検定開始が、実は大いに幸いしたと思います。
と言うのは、苦手意識がある一本橋と波状路については、規定時間に2秒位は余裕を持たせようと無理をする事が脱輪の理由となっていた訳ですが、
しかし渡る事だけなら、あんなモン難しくはありませんからね。
タイムのアローワンスなどと余計な事を考える余裕が無かったため、渡るだけに集中した事。
これが却って良かったんだと思います。
「大型自動二輪免許取得記」シリーズは、これにて完結と致します。
私の大型免許取得を応援してくださった方々、本当にありがとうございました。
また報告しますっ!!